私を支える言葉
コラム
私はPL学園野球部の39期卒業生です。寮生活では考えられないことが当たり前におきる時代で、今に例えると〇ワ〇ラということかな(笑)、厳しい上下関係時代もありましたが卒業できたことは私の財産です。
3年間野球部で活動しましが、そんな中、尊敬する中村順司監督より頂いた言葉が今でも心に残っています。その言葉は「球道即人道」です。意味は、すべてのプレイは自分のためではなく、チームのためにというPL野球の原点です。言葉を聞かされたときは、意味が分からなかったが、自分自身が社会人になったときに言葉の意味に気づくことが出来ました。その言葉を胸に、この会社で28年頑張っています。会社に入社当時は自分の実務をこなすことが精一杯で周りを見ることが出来ず個人プレイの仕事をしていました。社歴が長くなるにつれ自分の立場も変わりチームプレーを心掛けるようになりました。今ではコーチの立場で仕事をしています。コーチには情報処理能力が必要ですが、処理が追い付かない自分に腹が立ち日々悩んでいます。でも先生の言葉を忘れずに「仕事は自分のためではなく、会社(仲間)のために」の気持ちで進んでいこうと思います。努力すれば報われると信じています。
最後になりますが、もう一度野球ができるなら、PL学園のユニホームを着用し、中村監督のもと、同メンバーで大輪の花を咲かせたいと思います。
石原 秀二



